米AMDは29日(現地時間)、ビジネス向けPC用APUとなる「AMD PRO A12-8800B」を発表した。
 AMD PROはビジネス向けPCを狙ったAPUで、24カ月の供給や最大36カ月の製品(PCレベル)保証、18カ月のイメージ固定といった特色を持つ。また、企業向けの管理機能「DASH」や「TrustZone」技術対応のARMベースセキュリティプロセッサを搭載する。
 A12-8800Bは、コンシューマ向けも含め初めて「A12」のモデル名を冠する。製品の詳細は公開されていないが、最大動作クロック3.4GHzのExcavator CPUコアを4基搭載するモバイル向けSoCとなり、SP数512基で最大800MHz駆動のRadeon R7グラフィックスを内蔵する。
 既に米Hewlett-Packard(HP)がSnapdragon X5 LTEモデムを内蔵する「EliteBook G3 705」などで同APUの採用を決定している。
(若杉 紀彦)

関連リンク AMDのホームページ(英文)http://www.amd.com/

関連記事

AMD、Carrizoを「第6世代AMD Aシリーズ プロセッサ」として発表
2015年6月3日

連載
笠原一輝のユビキタス情報局
AMD PROで国内法人PCシェア倍増を目指すAMD
2014年11月6日
AMD、ARMの「TrustZone」技術を2013年のAPUに統合
2012年6月14日

AMDがCarrizo搭載ノートブックPCを公開
2015年1月13日

投稿者 chintablog

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です