Zen 3採用EPYC(開発コードネーム:Milan)の予告
 米AMD代表取締役社長兼最高経営責任者のLisa Su氏は、13日(現地時間)に公開されたCES 2021の基調講演に登壇。このなかで、Zen 3アーキテクチャを採用したサーバー向けプロセッサEPYC(コードネーム:Milan)を予告した。
 世界最高速のX86サーバープロセッサと謳っており、クラウドサービスで使用されることを前提にデザイン。高い性能でと優れた電力効率でTCOを削減し、最新のセキュリティ技術も備えるとしている。
 性能のプレビューとして、2.5km四方の天気予測処理において、28コアのXeon Gold 6258Rと比較して、32コアのMilanは68%高速であることが明らかにされた。
 EPYCはサーバー向けだが、ほぼ同じ構成のエンスージアスト向けプロセッサ「Ryzen Threadripper」が投入されているので、いち消費者としてはそちらの登場にも期待したい。
天気を予測するアプリケーションにおいて、32コアのMilanは28コアのXeon Gold 6258Rより68%高速だという

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投稿者 chintablog

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