Digitが倉庫で働くようす(出典:同社のYouTube動画より編集部キャプチャ、以下同)
 米国のロボットメーカーAgility Roboticsは、人間のように四肢を持つ同社のロボット「Digit」が倉庫で働いているようすをYoutubeで公開した。

 Digitは荷物の運搬や階段の昇降などにも対応しており、既存の人間用に設計された環境をロボット用に改造することなく使用できるとしている。駆動はバッテリで行ない、胴体上部に2つの4-DOFアームとセンサー、コンピューティングユニットを搭載するほか、胴体下部にはさまざまな地面に対応した2-DOFレッグを備える。
 動画内では、ロボットを「労働力」として定義し、人間に意思決定や創造性などの「人間にしかできない」タスクに専念さまざまなタスクを学習して実行し、負荷のピーク時に別のロボットや人と場所を交換する“働き方”を紹介した。
 働き方改革の一環で、職場の同僚が「ロボット」になる日がそう遠くないうちにやってくるのかもしれない。

関連リンク Agility Roboticsのホームページ Digitの製品情報

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投稿者 chintablog

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