(左)前世代にあたるKaleido Plus、(右)新たに発表されたE Ink Kaleido 3
 E Inkは7日(米国時間)、従来製品から彩度を高めたカラー電子ペーパー「E Ink Kaleido 3」を発表した。
 Kaleido 3は、4,096色/16段階グレースケールの表示が可能な電子ペーパー。カラーフィルタアレイとCartaを組み合わせたPrint Color ePaper技術を採用し、前世代のKaleido Plusと比べて30%の彩度向上を実現した。加えて、新たなフロントライト技術のComfortGazeを搭載することでブルーライトを軽減し、読書時の快適性を高めたという。
 モジュールは7.8型、10.3型、13.3型などを含む様々なサイズを用意。アニメーションやビデオ再生などにも対応できる応答性も持つとしており、教育分野や専門用途、屋外でのサイネージなどで活用できるとしている。

関連リンク E Inkのホームページ(英文) ニュースリリース(英文)

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投稿者 chintablog

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