Snapdragon G3x Gen 1(下)とRazerが開発者向けに販売する「Snapdragon G3x Handheld Gaming Developer Kit」(写真提供:Qualcomm)
 Qualcommは、ハイエンドスマートフォン向けのSoCとして「Snapdragon 8 Gen 1」を1日に発表したが、その翌日にGaming Platform向けと位置付けられる新シリーズ製品となる「Snapdragon G3x Gen 1」を発表した。
 現時点では搭載製品は登場していないが、Razorが開発者向けとして「ハンドヘルドゲーミング開発キット」を本日より提供開始する。
ゲームプラットホームに特化した製品となる「Snapdragon G3x Gen 1」
Snapdragon G3x Gen 1(写真提供:Qualcomm)
 Qualcommが発表したSnapdragon G3x Gen 1は、CPUはKryo、GPUはAdrenoとだけ明らかにされており、現時点ではCPUやGPUがどのようなスペックになっているのかなどは公開されていない。ゲーミング向けと位置づけられており、GPUの性能が重要になると考えられるので、実際にはSnapdragon 8 Gen 1やその1世代前の製品と同じようなスペックになっていると考えることができる。
 4K/144Hzで10bit HDRのゲームをプレイできる程度の性能を実現しており、Snapdragon 8シリーズと同じようにGPUドライバだけをアップグレードすることもできる。
 動作するゲームアプリとしてはAndroidネイティブのゲームアプリとクラウドゲーミングが挙げられている。OSはAndroidベースになっており、Android向けのゲームがネイティブで動作すると考えられる。そのほか、Xbox Cloud GamingやSteamのSteam Remote Playが動作すると説明されている。
Snapdragon G3x Gen 1を搭載した開発キットをRazerが開発者向けに販売を本日より開始
Snapdragon G3x Handheld Gaming Developer Kit(写真提供:Qualcomm)
 Snapdragon G3x Gen 1のターゲットとなる製品は、スタンドアローンのVR HMDやMRデバイス、さらにはハンドヘルドゲーミングデバイスなどもターゲットになる。
 ハンドヘルドゲーミングデバイスは、Qualcommにとって完全に新しいジャンルとなるため、どのような製品が可能になるとかを実際に実証する意味も込め、開発キットが用意され、開発者などに向けて販売される。それが「Snapdragon G3x Handheld Gaming Developer Kit」で、ゲーミングPCや周辺機器メーカーとして知られるRazerが販売する。
 Snapdragon G3x Handheld Gaming Developer Kitの主な仕様は、6.65型OLEDディスプレイ(フルHD+、10bitHDR、120Hz)、500万画素(1080p/60p)前面カメラ、5G(ミリ波/サブ6)、Wi-Fi 6/6E、左右グリップ(開発者が割り当てられるジョイスティックやボタン付き)となっている。
Snapdragon G3x Handheld Gaming Developer Kit(写真提供:Qualcomm)
 公式写真を見る限り、RazerとSnapdragonのダブルブランドで、いかにもゲーミング向けというデザインになっており、ゲーマーであれば気になるデバイスになっている。
 記事作成時点では価格などは明らかになっておらず、詳細は今後RazerのWebサイトなどで公開される予定だが、販売は本日より開始されるとQualcommは説明している。

関連リンク Qualcommのホームページ

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投稿者 chintablog

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