Qualcomm Technologiesは9日(米国時間)、Three Austria、ZTEと共同で、700MHz帯(n28)の5G SAと1,400MHz帯(n75)の付加下りリンク(SDL、Supplemental Downlink)を用いた5Gネットワークのデモに成功したと発表した。
 現在欧州地域における商用5Gサービスは、主に3,500MHz帯(n78)を用いたNSAモードで展開しているが、SAモードへの移行によってより高速で低遅延、高スループットなネットワークが実現可能となる。今回のデモはn28とn75のアグリゲーションを実現したもので、郊外や農村部における5Gの拡充や、下り速度の向上、カバレッジの拡大などを後押しし、欧州地域における商用5G SAサービスのさらなる展開につながるとしている。

関連リンク Qualcomm Technologiesのホームページ ニュースリリース(英文)

関連記事

10Gbpsでつながる超高速な5Gモデム「Snapdragon X65」
2021年2月10日

NICT、4コア光ファイバで毎秒1ペタbit超の伝送に成功。世界初
2022年5月20日

投稿者 chintablog

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です