ASUSは、業界初となるHDMI 2.1認証取得の43型4K/120Hz対応ゲーミングディスプレイを予告した。型番は未定。
 HDMI 2.1では、従来のTMDS(Transmission Minimized Differential Signaling)に代わるFRL(Fixed Rate Link)を採用し、4チャンネルすべてがデータ送信用となっている。1チャンネルあたり12Gbps、4チャンネル合計で48Gbpsのバンド幅により、3,840×2,160ドット(4K)でも120Hz駆動が可能。
 テストを行なったAllion Labsによれば、新製品はFRLピクセルデコーディングやプロトコルテストにおいて、完全にHDMI 2.1に準拠することが確認できたとしている。
 なおASUSはこれまで4K/144Hz駆動の「ROG Swift PG43UQ」を投入しているが、こちらの入力はHDMI 2.0×2およびDisplayPort 1.4×2で、高リフレッシュレートの実現にはDisplay Stream Compression(DSC)を用いる必要があった。

関連リンク VideoCardzによるプレスリリース配信(英文)

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投稿者 chintablog

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